男女産み分けドットコム男女産み分けドットコムFAMILY DESIGN SUPPORT
読みもの
お知らせ

希望とは異なる性別の胚ができたらどうなる?

男女産み分けを目的としたPGT(着床前遺伝学的検査)では、希望する性別とは異なる胚が得られることもあります。そのような胚も、医学的な評価や施設の方針によっては、凍結保存を続けたり、将来の移植を検討したりできる場合があります。本記事では、希望とは異なる性別の胚について、凍結保存やその後の選択肢、海外で保管する場合の注意点などを、国内外の専門機関の公表資料を基に分かりやすく解説します。

希望と選択を映す静かな卓上.png

凍結保存とその後の選択肢

男女産み分けを目的としてPGT(着床前遺伝学的検査)を受けた場合、希望する性別とは異なる胚が得られることがあります。そのような胚は、その後どのように扱われるのでしょうか。

希望する性別と異なるからといって、胚が自動的に廃棄されるとは限りません。医学的に移植候補となる胚であれば、凍結保存を続けたり、将来の移植について検討したりできる場合があります。

ただし、実際に選択できる方法は、胚の状態や本人の同意、医療施設の方針、国や地域の制度によって異なります。

希望と異なる性別の胚も移植候補になる?

PGTの結果、希望とは異なる性別の胚が得られても、医学的に移植候補となる場合があります。

胚の移植適格性は性別だけで決まるものではありません。染色体検査の結果や胚の発育状況、形態評価などが判断材料になります。

一方、検査結果や発育状況などによって、施設が移植対象としない胚もあります。

そのため、希望する性別かどうかと、医学的に移植候補となるかどうかは、分けて考えることが重要です。

凍結保存を続けることはできる?

希望とは異なる性別の胚について、すぐに今後の使用方法を決めず、凍結保存を続けられる場合があります。

将来、家族計画が変わったり、もう一人子どもを希望したりすることも考えられるためです。

英国の生殖医療規制機関HFEAも、凍結保存した胚を将来の治療に利用できることを説明しています。

ただし、保存できる期間や更新手続き、保管費用などは国や施設によって異なります。保存を続ける場合には、契約内容を確認しておくことが大切です。

将来の移植に使用する場合

保存していた胚を、将来の治療で移植候補として検討する場合もあります。

例えば、家族計画が変わった場合や、保存している胚を利用して次の妊娠を考える場合などです。

ただし、保存胚があるからといって、妊娠・出生が保証されるわけではありません。実際の移植については、胚の状態や本人の健康状態などを踏まえ、担当医が医学的に判断します。

また、本人とパートナーの希望が異なる場合もあるため、今後の家族計画について十分に話し合うことが重要です。

将来使用しない場合にはどのような選択肢がある?

保存している胚を将来の治療に使用しない場合、国や地域の制度によっては、他の人の生殖医療への提供や、研究・医療従事者の研修への提供などが認められていることがあります。

英国のHFEAは、治療に使用しない胚について、提供や研究利用などの選択肢を説明しています。

一方、提供や研究利用が認められていない国や、対応していない施設もあります。

また、保管を終了する場合には、施設の規程や同意内容に基づいて手続きが行われます。

これらの方法は、すべての人が自由に選べるものではありません。どのような選択肢があるかは、胚を保管している医療施設に確認する必要があります。

海外で胚を保管している場合に確認したいこと

海外の医療施設で胚を保存している場合には、現地の法律や施設の契約条件が関係します。

保管期間、更新費用、将来の移植に使用できる条件、保管終了の手続きなどについて、事前に説明を受けておくことが大切です。

仲介会社を利用している場合も、胚を実際に保管している医療施設の規程や同意内容を確認する必要があります。

また、日本のPGT-A・PGT-SRは、一般的な男女産み分けを目的とする制度ではありません。海外でも、性別選択が認められるかどうかは国や地域、施設によって異なります。

希望と異なる性別の胚についても、十分な情報を得て考える

男女産み分けを目的とした治療では、希望する性別の胚だけでなく、希望とは異なる性別の胚が得られる場合もあります。

そのような胚についても、医学的な評価や保存状態を確認し、将来の家族計画を踏まえて考えることが大切です。

凍結保存を続けること、将来の移植を検討すること、制度上認められるその他の方法など、実際の選択肢は国や医療施設によって異なります。

希望する性別と異なるという理由だけで扱いを決めるのではなく、必要な情報を得たうえで、本人たちが納得できる方針を考えることが重要です。

※本記事は、国内外の医学会および専門機関が公表した資料を基に、生殖医療に関する一般的な情報をまとめたものです。医師による監修を受けた記事ではなく、特定の治療方法や医療行為、胚の保管・提供・処分方法を推奨するものではありません。個別の治療方針や胚の取り扱いについては、担当医療機関や必要に応じて専門家にご相談ください。

無料相談を申し込む